理事長便り

2022.03.01

令和4年の早春に

 令和4年の早春に

 

 平素より組合活動にご支援・ご鞭撻を賜り、大変お世話になっております。

今年も早いもので気が付けば啓蟄を迎え、桜の開花が待ち遠しい季節になりました。

新型コロナ禍の中で2年が経過、オミクロン株が蔓延し経済活動も制限されて

影響を受けられている組合員も沢山いらっしゃると拝察いたしています。

他方、ロシアによる武力でのクロアチア侵略や台湾情勢など、ほかにも経済活動を

阻害する情勢に対しての懸念事項も潜在しています。

 

 自動車車体整備協同組合も車体整備業中心の業態から、特定整備業への変革が

ありました。分解整備は行いませんが、自動車整備業としての扱いとなります。

業態の境目がなくなり、車体整備のできる特定整備業として優位性ができました。

例えばエーミング作業です。自社対応しないで販売店に外注している、分解整備を

中心の事業所がありますが、特定整備業の肝を外注で良いのでしょうか。

車体整備中心のエーミング作業と考えからだと推察しますが、自動運行装置の整備

は必ず電子制御装置を正常に整える必要があります。

必ず自社対応をお願いします。或いは車体組合内での地域間連携をお願いします。

 

 あと一年後、令和51月に迫っている車検証の電子化についても触れてみます。

OSS化によって車検証も電子化されます。ICチップに整備情報などの情報も

記録できます。車検証更新時に運輸支局に出向かなくても、車検証の更新ができ

振興会での更新諸手続きに必要もありません。保安適合証の発行もなく即時に

更新ができて、顧客満足度も格段に向上します。車体整備での記録も記載でき

車両情報が格段に向上して、車両価値の向上が図れます。準備をお願いします。

 

最後になりましたが、車体組合で導入しているエーミング作業機器ですが

日本車体整備協同組合連合会推奨の先進安全自動車対応優良事業所で組合員の

皆様と共同作業でエーミング作業を行うことで、組合員の皆様の不安解消に取り組み

将来的に自社単独で作業ができるようにサポートさせていただく計画で導入しました。

同時に全国組合員1000社の先進安全自動車対応優良事業所構築中です。

是非とも、先進安全自動車対応優良事業所を取得して、地域間連携と組合員地位

向上にご協力を賜ることを、お願い致します。

先進安全自動車対応優良事業所取得については、組合事務局にお問い合わせを

お願い致します。

                              敬具