理事長便り

2021.04.15

令和3年度にあたってのご挨拶

 令和3年度にあたってのご挨拶

 

桜も葉桜になり、繁忙期の年度末が過ぎた昨今ですがいかがお過ごしでしょうか。

 平素より組合事業に対して多大なるご支援を頂き、感謝申し上げます。

 

 令和3年度もコロナ禍との共生しながらの企業運営、組織運営にどうもなりそうです。三密を回避しながらの営業が続きますが、コロナ禍で内向きになっている間にも業界は変わっています。今までにない状況が大きく業界を変えつつあります。

 「差別化の進展と共有化(シェア)のせめぎあい」があり、違った意味での二極化が進んでいます。

 令和24月から施行された「特定整備」を見てもJATTOをはじめとした差別化戦略でエーミング調整を保険会社から請け負う体制、あるいはオートバックスの同業他社との連携、トヨタディーラーの集約化、まさに仕事のシェア事業が進んでいます。

 

愛媛県自動車車体整備協同組合におきましてもこの流れに乗るべきことは乗りながら、独自性を持ち

進むところは進めなければ、アイデンティティが生かされません。アイデンティティとは組合員数と組織力に他なりません。組織力によって数を生かさなくてはなりません。

 

今年度は「特定整備認証」やエーミング調整作業の共有化などで、非組合員との差別化を進めて参ります。

 令和2年度に国土交通省から先進安全自動車推進のための助成金を頂き、エーミング調整用機材の準備をしました。

 令和3年度は運用方法を決定して先進安全自動車について、安全安心をユーザーに普及するために機材を活用して参ります。先進安全自動車対応優良事業所資格のある工場を地域のハブ工場に位置付けてエーミング調整作業の共同化を進めて参ります。

 

 組合員の皆様におかれましては、エーミング調整機材の不要な購入はしないようにご検討をお願いします。地域のハブ工場に作業集約して一緒に作業をして、エーミング調整の作業と理論を取得して頂きます。取得と同時に先進安全自動車対応優良事業所資格を取得頂き、地域の組合員やユーザーへの対応をお願いします。作業のできない同業他社にも組合員として新規参加を勧めて、地域の安全安心に寄与したいと思います。

 

 目標として各支部での支部会定期開催を実施します。地域の理事には理事会開催後の支部会開催をお願いしています。

 組合員数をエーミング調整共同化で300社体制にします。

 先進安全自動車対応優良事業所取得推と県下全地域での取得で「クルマのBP救-PIT」を推進して参ります。

 先進安全自動車対応優良事業所を県内に50社配置して、「ASV対応は愛媛県自動車車体整備協同組合で」を展開して参りたいと思います。

 

 

 新年度も愛媛県自動車車体整備協同組合に対してのご支援とご協力をお願い申し上げます。